あなたは外国人に「Long time no see!」「Please sit down.」と言ったことがありますか?
もし「ある」なら、相手はかなり困惑していた可能性があります。
日本の英語教育で「正しい」と教わった表現の中には、ネイティブスピーカーから見ると不自然だったり、場合によっては失礼に聞こえるものが数多く存在します。
この記事では、日本人が無意識に使い続けている”間違い英語”をワースト20形式で一挙公開します。
「えっ、これダメだったの?」と驚く表現が必ず見つかるはずです。最後まで読めば、明日からの英語が確実にワンランクアップします。
- 日本人が間違いやすい英語表現ワースト20とその正しい言い換え
- なぜ学校で教わった英語がネイティブに通じないのか
- 明日からすぐに使える自然な英語表現
ワースト20〜16位:「あれ?通じてない…?」レベル
まずは比較的軽いものから。通じないことはないけれど、ネイティブに「ん?」と思われるレベルの表現です。
ワースト20位:「I can’t speak English.」(英語話せません)
「I can’t speak English.」と英語で言えている時点で矛盾していることに気づいていますか? ネイティブからすると「え、今しゃべってるじゃん」という反応になります。
「あまり上手じゃないんです」というニュアンスの “My English isn’t very good.” の方がずっと自然です。
ワースト19位:「I have a stomachache.」(お腹が痛い)
文法的に間違いではありませんが、ネイティブの日常会話では “My stomach hurts.” の方が圧倒的に自然です。「stomachache」という単語自体がやや硬い表現で、日常会話よりも医療の場面で使われることが多いです。
ワースト18位:「Let’s go to drinking.」(飲みに行こう)
日本語の「飲みに行こう」を直訳してしまうパターンです。「go to drinking」は文法的にも不自然。“Let’s grab a drink.” はカジュアルで自然な誘い方です。
ワースト17位:「I’ll do my best.」(頑張ります)
日本語の「頑張ります」の感覚で使いがちですが、英語圏のビジネスシーンでは 「ベストを尽くす=うまくいかないかも」 という消極的なニュアンスに聞こえることがあります。「やり遂げます」という意味の “I’ll get it done.” の方が、仕事の場面では信頼を得られます。
ワースト16位:「My hobby is 〜」(私の趣味は〜)
英語の「hobby」は切手収集や陶芸のように、時間とお金をかけて本格的に取り組む活動を指すことが多いです。映画鑑賞や読書のようなカジュアルな楽しみには、シンプルに “I like 〜” や “I’m into 〜” と言うのが自然です。
ワースト15〜11位:「え、それ失礼だったの?」レベル
ここからは、意図せず相手を不快にさせてしまう可能性がある表現です。要注意ゾーンに突入します。
ワースト15位:「You are fat.」(太ったね)
日本では「太った?」は軽い雑談の一部として使われることがありますが、英語圏では体型に関するコメントは極めてセンシティブです。「You look healthy.」(健康そうだね)や「You look great!」(素敵だね)といった肯定的な表現に言い換えましょう。
ワースト14位:「How old are you?」(何歳ですか?)
日本では初対面で年齢を聞くことがありますが、英語圏では 年齢はプライベートな情報 とされています。どうしても知りたい場合は、”If you don’t mind me asking, how old are you?” と前置きを添えましょう。ただし、基本的には聞かないのがベストです。
ワースト13位:「Don’t worry.」(心配しないで)
「Don’t worry.」は命令形なので、目上の人やフォーマルな場面では上から目線に感じられることがあります。カジュアルな “No worries.” や “It’s all good.” の方が柔らかく聞こえます。
ワースト12位:「I think so, too.」(私もそう思います)の多用
日本語の「同感です」の気持ちで使いがちですが、英語圏では自分の言葉で意見を述べることが重視されます。同意する場合でも “Exactly! And I’d add that…” や “Absolutely. What I also noticed is…” のように、自分の視点を加えると会話が広がります。
ワースト11位:「Long time no see!」(久しぶり!)
「Long time no see.」はピジン英語(中国語と英語が混ざった表現)が起源とされ、非常にカジュアルな表現です。友人同士なら問題ありませんが、ビジネスの場では “It’s been a while.” や “It’s great to see you again.” を使いましょう。
ワースト10〜6位:「ネイティブが思わず二度見する」レベル
ワースト10位:「I’m fine, thank you. And you?」
日本の中学英語の定番中の定番。しかし、ネイティブの日常で この定型文をフルセットで使う人はほぼいません。
「I’m fine.」自体は間違いではありませんが、教科書的すぎて不自然に聞こえます。”Good, thanks!” くらいのカジュアルさがちょうどいいです。
ワースト9位:「Please teach me English.」(英語を教えてください)
「teach」は体系的に教えるという意味が強く、友人に言うと「私の英語教師になって」というかなり重い頼みに聞こえます。”practice with you”(一緒に練習したい)の方がずっと自然で、相手も気軽に応じてくれます。
ワースト8位:「I’m interesting.」(面白い→自分は「興味深い人間だ」)
-ingと-edの使い分けは日本人が最も間違えやすいポイントの一つ。”I’m interesting.” は「私は面白い人間だ」という自画自賛になってしまいます。「面白い!」と思ったなら “That’s interesting!” が正解です。
ワースト7位:「What’s your job?」(お仕事は何ですか?)
「What’s your job?」は尋問のように直接的で、特にパーティーなどの場では不自然です。英語圏では “What do you do?” がスタンダード。「生計のために何をしているか」を柔らかく聞く表現です。
ワースト6位:「I want to 〜」の多用(〜したい)
「I want to 〜」は子供がおもちゃをねだるようなニュアンスがあります。大人の英語では “I’d like to 〜” が基本。さらにフォーマルな場面では “I was wondering if I could 〜” を使いましょう。
ワースト5〜1位:「今すぐ直さないとヤバい」レベル
ワースト5位:「Pardon?」(もう一度言ってください)
日本の英語教育で「聞き返すときは Pardon?」と教わりますが、現代の英語圏では非常に古風に聞こえます。イギリス英語でも若い世代はほとんど使いません。 “Sorry?” と語尾を上げるだけで十分通じます。
ワースト4位:「Please sit down.」(座ってください)
「Please」をつけても命令文は命令文です。「Please sit down.」は教師が生徒に言ったり、警察官が容疑者に言うような場面で使われます。お客さんや同僚には “Have a seat.” や “Please, take a seat.” が適切です。
ワースト3位:「I don’t know.」の多用
日本人は謙虚さから「わかりません」と言いがちですが、英語圏では 「分からなくても何かしら自分の考えを述べる」のが良いコミュニケーション とされます。”I’m not sure, but…” と前置きしてから意見を述べる習慣をつけましょう。
ワースト2位:「Please」の乱用
実は英語の丁寧さは “Please” ではなく「文の構造」で決まります。
レベル1(命令):Open the window.(窓を開けろ)
レベル2(Pleaseつき命令):Please open the window.(窓を開けてください) ← まだ命令形
レベル3(依頼):Can you open the window?(窓を開けてくれる?)
レベル4(丁寧な依頼):Could you open the window?(窓を開けていただけますか?)
レベル5(最上級の丁寧さ):Would you mind opening the window?(窓を開けていただいてもよろしいでしょうか?)
「Please give me water.」(水をください)より “Could I have some water?”(お水いただけますか?)の方がはるかに丁寧です。Pleaseは丁寧さの保証にはなりません。
👑 ワースト1位:「〜, please.」で終わる注文
カフェやレストランでの 「Coffee, please.」 という注文の仕方。
通じはしますが、ネイティブはこう言います。
「Coffee, please.」はぶっきらぼうで、子供の注文のように聞こえます。大人は “Can I get 〜?” や “I’ll have 〜” という文の形にして注文します。「please」を末尾に添えるのは仕上げの一言であって、文の骨格ではないのです。
これがワースト2位の「Pleaseの乱用」とも直結する問題です。日本人は「Please + 名詞」で丁寧に頼んでいるつもりが、実は「単語を投げつけている」ように聞こえてしまうのです。
まとめ:なぜ日本人は「間違い英語」を使い続けるのか?
ここまで20個の「間違い英語」を見てきましたが、ほぼ全てに共通する原因があります。
- 日本語の直訳:日本語の発想をそのまま英語に変換している
- 教科書英語の呪い:学校で習った表現が古い、または不自然
- 丁寧さの誤解:「Please=丁寧」という思い込み
大切なのは、「ネイティブが実際に使っている表現」を知ることです。
この記事のフレーズを今日から1つずつ意識するだけで、あなたの英語は確実に自然になります。
【保存用】ワースト20 一覧表
| 順位 | NGフレーズ | 自然な表現 |
|---|---|---|
| 1位 | Coffee, please. | Can I get a coffee? |
| 2位 | Pleaseの乱用 | Could you 〜? / Would you mind 〜? |
| 3位 | I don’t know. の連発 | I’m not sure, but… |
| 4位 | Please sit down. | Have a seat. |
| 5位 | Pardon? | Sorry? / What was that? |
| 6位 | I want to 〜 の多用 | I’d like to 〜 |
| 7位 | What’s your job? | What do you do? |
| 8位 | I’m interesting. | I’m interested. / That’s interesting. |
| 9位 | Please teach me English. | Could you help me with my English? |
| 10位 | I’m fine, thank you. | Good, thanks! |
| 11位 | Long time no see! | It’s been a while. |
| 12位 | I think so, too. の多用 | Exactly! And I’d add that… |
| 13位 | Don’t worry. | No worries. |
| 14位 | How old are you? | 基本的には聞かない |
| 15位 | You are fat. | You look great! |
| 16位 | My hobby is 〜 | I like 〜 / I’m into 〜 |
| 17位 | I’ll do my best. | I’ll get it done. |
| 18位 | Let’s go to drinking. | Let’s grab a drink. |
| 19位 | I have a stomachache. | My stomach hurts. |
| 20位 | I can’t speak English. | My English isn’t very good. |
この表はぜひスクリーンショットして保存してくださいね。
この記事で紹介した「自然な英語表現」をもっと使いこなしたい方は、ぜひオンライン英会話で実践してみてください。実際にネイティブと話すことで、表現が体に染み込みます。
▶ 【2026年最新】オンライン英会話おすすめ12社を100時間体験して本音ランキングにした(近日公開)
「これ間違って使ってた!」という表現はありましたか?
もし1つでもあったら、周りの英語学習仲間にもシェアしてあげてください。知らずに使い続けるよりも、今日知れて良かったはずです。


コメント